S-Collection株式会社 メディアについて

S-Collection株式会社のWEBメディアを中心としたメディア事業

Webメディアで正しい医療や健康情報を得るためのポイントは!?

健康情報サイトの現状を徹底解剖!

Webメディアの発達によって、あらゆる種類の情報をインターネット上で即時に取得できる時代となり、情報の信頼性が重要となっています。特に、身体へ直接影響を与える健康に関する情報も例外ではありません。
日常的に起こりうる健康や体調の悩みや疑問、病気や医薬品に関する情報をインターネットで検索したことがある方も多いのではないでしょうか。最近では、医療や健康の専門家がコンテンツを執筆・監修する健康情報サイトが多数開設されています。
今回は、健康情報サイトの種類と利便性、有効に活用するためのポイントを紹介します。

 

1.民間企業はオンライン相談室、公的機関は専門的な情報の取得が可能!

健康情報サイトは、医療や健康に関する情報提供を目的とするWebサイトで、主に民間企業や公的機関が運営しています。提供されるコンテンツには、健康知識・啓発に関する情報、病気・症状検索、薬検索、専門家によるコラムや健康相談サービスなどがあり、これらをほぼ網羅する総合的な健康情報サイトも存在します。

直接医師にかかる以外に、個人でも病気や健康に関する対処や予防情報を、必要なタイミングで取得できることは、非常に高い利便性につながっています。

民間企業が運営する総合的な健康情報サイトの中には、医師やカウンセラーへのオンライン健康相談を主軸として、月間3000万PVを獲得しているサイトもあります2018年4月実績)。Webメディアがもつ即時性や双方向性を活かした便利なサービスで、ユーザー数を伸ばしています。多くの方が閲覧しているサイトかどうかは、信頼性の高い情報をえるためのひとつのポイントになります。

また、公的機関が発信する健康情報は、生活習慣に関しては厚生労働省のサイト、がんについては国立がん研究センターのサイトといったように、得たい情報によって異なるサイトを参照する必要がありますが、信憑性のある情報はユーザーにとって大きなメリットになります。

 

2. 信頼できるサイトが検索上位に!?情報源と正確さが注目される時代

2016年末ごろから、内容が不明確な記事を大量に掲載するなどが原因で、健康情報を提供するキュレーションサイトが閉鎖となりました。また、多くの記事が削除されたサイトもあり、Webメディア上の健康・医療情報に関して、信頼できる情報を担保するしくみの整備が緊急かつ重要課題となりました。

2017年12月には、GoogleSEO検索エンジン最適化)のアップデートを実施しました。医療や健康に関する検索結果の改善を意図したもので、実際の検索結果に変化があったと確認されています。Googleによると、検索ワードによっては上位を占めていたキュレーションサイトよりも、学協会や医療従事者、医療機関などのより信頼性の高いサイトが上位に表示されやすくなりました。まだ完全な課題解決ではありませんが、ユーザーの意見を受けて、検索結果は確実に向上しています。

健康情報は、万人に共通し日常生活とも深くつながっているため、Webメディアによって正確な最新情報が発信されつづけることは、多くのユーザーの生活にとって非常に有意義なことです。

メディアは正しい情報提供を努力しつづけるとともに、ユーザー側も情報源や情報の正確さに敏感になり、疑問を感じたら複数の情報源を調べるなど、情報を取捨選択しうまく活用していく力が必要とされています。