S-Collection株式会社 メディアについて

S-Collection株式会社のWEBメディアを中心としたメディア事業

めまぐるしく変化するインターネットメディアの歴史

変化の流れをとらえて最新メディアをうまく活用しよう


Windows95が発売された1995年が日本のインターネット元年といわれていて、インターネットの歴史はまだ20年ほどです。その短い期間で大きな発展をとげてきました。今回はそんなインターネットメディアの歴史を振り返ります。

1.Windows95発売がインターネットの歴史の幕明け

インターネットが一般消費者まで広く普及するきっかけとなったできごとは、1995年のWindows 95の発売です。電話回線を経由して世界中にアクセスすることが可能になりました。1996年ごろには、さまざまなインターネットサイトが誕生し、一般消費者が自ら情報を検索して調べるという新しい行動を取るようになってきたのもこの時期からです。

2.iモードYahoo!BBの開始でインターネットが急激に普及

その後、携帯電話が普及し、単に電話するだけでなくメールやインターネットサイトの閲覧ができるようになりました。1999年にメールの送受信やインターネットサイトの閲覧を可能にした「iモード」が誕生し、2001年に家庭内インターネット環境に高速化と低価格化もたらした「Yahoo! BB」が登場したことが、インターネットの普及に大きく貢献しました。

iモード」によってインターネット通信を自宅外にも持ち出せるようになり、メールの送受信やインターネットサイトの閲覧が場所を問わなくなりました。
2000年ごろには、家庭内にADSLが次々導入され、インターネットのつなぎ放題という新たな付加価値が普及すると、従量制だった通信の負担額に上限ができ、インターネットがより身近なものとなりました。

3.ソーシャルメディアの誕生で個人が情報を発信する時代に

2004年以降は、mixiFacebookTwitterおよびInstagramなどのソーシャルメディアが次々に生まれます。CGM(Consumer Generated Media)という個人が自らつくり出すメディアが一気に流行しました。

そして革命的なのが、スマートフォンの登場です。2008年にApple社から発売された「iPhone 3G」からスマートフォンが普及しはじめ、世の中の動きを一変させています。
iPhone 3G」の誕生により、既存のフィーチャーフォンより検索行動が容易になりました。おもに連絡手段として使われていた携帯電話は、「iPhone 3G」の登場以降、動画の閲覧や、音楽の視聴、およびゲームアプリなどの娯楽利用が増え、使用用途が多様化していきました。通信容量の増加やWi-Fiの発達により、さらにその利用が拡大します。

現在多くのユーザーが利用しているLINEは、特に若年層のなかでは欠かせないコミュニケーション手段となっています。スタンプでコミュニケーションをとるという新しい情報伝達のツールが、もはや常識となっています。

これからの時代は、モノとインターネットがつながる「IoT(Internet of Things)」の世界や、第4の産業革命と呼ばれている「インダストリー4.0」の時代だといわれています。今後も新しい技術、サービス、商品がインターネットの世界から出現することはまちがいありません。その変化に柔軟に対応しながら、どう取り入れるかを見極める能力が必要になります。