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2020年に実用化!?空飛ぶ「ホバーバイク」の魅力にせまる!

ホバーバイクの試験機が正式に発表される!

2019年3月25日、ドローン(小型無人機)などを開発している株式会社A.L.I.テクノロジーズが、バイク型の浮く乗り物「ホバーバイク」の試験機を発表しました。

全長約2mの機体に運転手1人が乗り、10cmほど浮いた状態で10m程度を往復しました。
このバイクは2020年にも販売を開始する計画で、実用化にむけた開発を進めています。

今回は、この「ホバーバイク」が誕生した経緯と、今後の実用化について紹介します。

1.ホバーバイクの誕生秘話!当初は空飛ぶクルマを考えていた?

ホバーバイクを開発した株式会社A.L.I.テクノロジーズは、2016年に設立しています。
同社はエアモビリティ社会の実現を目指しており、ドローン点検などの事業を進めています。
エアモビリティ社会へ向けてさまざまな企業が動いており、そのエアモビリティについては次回の記事にて取り上げます。

当初は空飛ぶクルマの開発をしようとしましたが、重量もあり、高く飛ぶ必要のあるクルマをつくるには時間がかかります。
そのため、まずは軽量で地上から低いところでも飛べるバイクを浸透させようと、2017年からホバーバイクの開発を開始しました。

2.悪路走行そして救命活動にも期待大!

ホバーバイクは、砂漠や水上などといった悪路の上を移動できるため、中東や東南アジアの新興国での需要が見込まれています。

また、日本国内では土砂災害や水害時における活用が想定されてています。
土砂災害や水害時、通常車両では通行しにくい悪路でも、ホバーバイクなら通常走行時と変わらず走行できる可能性が高いため、活用が見込まれていますす。

見た目が格好いいだけでなく、実用性にも長けたホバーバイクが浸透すれば、人々が生活しやすくなるだけでなく、時には命が救えることも考えられます。


3.ホバーバイクの未来!公道走行の実現に向けてナンバープレート取得へ

株式会社A.L.I.テクノロジーズは、約100台のホバーバイク「スピーダー」の限定モデル予約販売を今年10月にはじめ、2020年後半にも引き渡せるようにする計画とのことです。
価格は8万ドル(880万円)~12万ドル(1,320万円)を想定しています。

また、現状は、地上から数10cmの飛行する程度の性能ですが、将来的にはより高い高度を飛ぶことを目指しています。
しかし、そのためには航空法を含む多くの法律や規制の整備が必要となってきます。

その他にも、ホバーバイクが、公道を走れるようになることを目指して、道路運送車両法などのルールに適応するための取り組みが行われています。

株式会社A.L.I.テクノロジーズの小松会長も、自動車のナンバープレートをつけられるよう、国土交通省と話し合いを進めているようです。

S-Collection株式会社は、今後もより便利な社会になるように貢献している企業様へ注目していきます。