情報収集の主流は、SNS検索!インフルエンサーがキュレーションする情報が求められる時代へ
情報の「即時性」と「だれが発信しているか」に価値がおかれる
以前「情報収集には欠かせない!キュレーションサイト活用法の概要」にて、キュレーションサイトの利便性などについて紹介しました。
NEVERまとめ、Gunosy、smartnewsなどに代表されるキュレーションメディアは、価値ある情報が集約されているメディア自体の魅力や知名度を売りにユーザーを集め発展してきました。
一方で、一定の知識をもつ専門家やSNSで信用力のあるインフルエンサーが、インターネット上でなにかを発信する行為そのものも、情報のキュレーションであると捉えられています。
今回は、こうしたインフルエンサーによるキュレーションが、ユーザーに求められている理由や、どのような価値があるかについて紹介します。
1.情報収集の主流は、検索エンジンからSNSへと変化!
インターネットでの情報収集は、これまではYahooやGoogleといった検索エンジンで検索することが主流でした。
そこへ、インターネット上にあふれる膨大な情報を第三者がまとめたキュレーションサイトが登場し、一気に認知度を高めました。
キュレーションサイトは、有益な情報として検索エンジンでの検索結果上位へ表示されやすいことも一助となり、多くのユーザーの目にとまって利用されてきました。
しかし最近では、特に若年層を中心として、検索エンジンを利用せずにSNS上で情報収集する人が増えています。
TwitterやInstagramのハッシュタグで都度検索をしたり、特定のアカウントを検索してフォローしたりするほうが、自分のほしい情報がピンポイントかつリアルタイムで得られると体感している人も多いようです。
電通総研メディアイノベーション研究部、2017年の調査によると、10代の女性に限っては「ファッションのトレンド」と「芸能人、著名人の情報」を検索する際、検索サイトよりもSNS検索を利用する割合が優位になるという結果がでています。
キュレーションサイトの大きなメリットは、ほしい情報がキュレーターによって整理、集約されていることですが、SNSはそもそも発信者個人のフィルターによって取捨選択された情報が投稿されるため、キュレーションの役割を果たしているといえます。
2.インフルエンサーによるキュレーションの価値とは
SNSでの情報発信者が専門分野に長けていたり、フォロワーからの信頼を集めていたりする人であればあるほど、情報の信頼性も高くなります。
外から仕入れてきた情報や自分の見識、知識などをSNSで発信して一定のフォロワーを集めている個人は「インフルエンサー」であり、「キュレーター」でもあるといえます。
こうした意味で、インフルエンサーがSNS上で発信する投稿は、キュレーションされた情報として、興味関心のあるユーザーにとって非常に高い価値があります。
時事ネタやニュースであれば信頼できる専門家や権威が発信するTwitterやFacebookの投稿をチェックできます。
また、ファッションや美容、食、趣味に関する情報であれば、好みのInstagramerやyoutuberなどをフォローして、本当に必要な情報をリアルタイムで収集することも可能です。
このような、インフルエンサーによるキュレーションを活用した情報収集の手段は、今後もますます多くのユーザーへ浸透していくでしょう。
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