S-Collection株式会社 メディアについて

S-Collection株式会社のWEBメディアを中心としたメディア事業

著作権を正しく理解!音楽や動画の視聴時に留意すべきポイントとは!?

ユーザーの意識で変わる!違法ダウンロードをなくし、健全なインターネット利用を促進!

インターネットサービスが進化し、映像や音楽を手軽に視聴できる機会が増えています。その一方で、コンテンツが著作権に反して違法にアップロード、ダウンロードがされる問題も顕在化しています。
以前の記事「著作権を正しく理解!オウンドメディア制作の際に注意すべきことは!?」では、メディア制作側が意識すべき著作権のポイントを紹介しました。
今回は、インターネット上で動画や音楽を視聴するユーザーが留意すべき著作権上のポイントを紹介します。

1.違法ダウンロードの対象と現状とは!?

違法ダウンロードとは、違法アップロードされた映像や音声ファイルを、違法アップロードされたものであると知りながらダウンロードする行為を指します。平成24年10月に著作権法が改変され、違法ダウンロードが刑事罰の対象となりました。違法アップロードは、著作者の許可なく著作物をインターネット上に公開することですが、違法ダウンロードについてはもう少し対象がせまく、以下のように定義されています。

1:違法にアップロードされた音楽や映像の著作物を録音、録画する行為

     ※画像や、テキストの複製は対象外
     ※サイト上での視聴、再生のみは対象外

違法ダウンロードの刑事罰化は、主因である違法アップロードの撲滅が目的です。ただ、当事者が被害を申告した場合のみ罰せられる「親告罪」であることと、違法ダウンロードの証拠を押さえることが困難であることから、実際の逮捕例はまだ出ていません。しかし、インターネット上で音楽や動画配信サービスを利用する際には、なにが違法ダウンロードに該当するのかを正しく理解し、ルールを守って利用することが必要です。

2.違法なものを排除し、制作者と利用者の長期的な利益を確保する!

違法ダウンロードによるトラブルを避けるため、ユーザーとしては以下のことに留意が必要です。

1:音楽や映像は正規のサイトからダウンロード

エルマークの表示がついたサイトは、レコード会社や映像製作会社との契約で正式に配信されているため、安心してコンテンツをダウンロードできます。またエルマークの表示がない正規サイトもありますが、こうした正規サイトの利用を習慣化することが大切です。

2:違法アップロードされたものを避ける

Youtubeニコニコ動画のような動画サイトには、テレビ番組、アニメ、映画などが違法アップロードされたものが少なからず存在します。なかには、著作者から許諾を取っているケースもありますが、視聴者が合法か違法かを正確に判断することはむずかしいです。
そのため、動画サイトから動画や音声ファイルのダウンロードはしないことが安全です。

このように、違法ダウンロードで処罰されないよう注意することはもちろんですが、違法アップロードされたものは利用しない姿勢をユーザーが当然とすることで、違法アップロードの減少につながります。違法アップロードが撲滅されれば、コンテンツ制作者の正当な利益が守られ、次の制作活動の資金につながり、よりよいものが生み出される好循環が保たれるはずです。
著作権を正しく理解し行動することは、長期的にみて、制作者と利用者双方にメリットをもたらします。

S-Collection株式会社でも、お客さまにとって価値のある情報やサービスをつねに提供しつづけるよう努力をしてまいります。