S-Collection株式会社 メディアについて

S-Collection株式会社のWEBメディアを中心としたメディア事業

著作権を正しく理解!オウンドメディア制作の際に注意すべきことは!?

知らずにやっているかも!?オウンドメディア制作に関わる著作権のポイント!

オウンドメディアを運営する際に、信頼性の高いコンテンツ作成は重要なテーマとなっています。著作権法上の問題が主な要因で、2016年に大手キュレーションサイトが閉鎖に至る事例が生じてから、Web上でのコンテンツ作成にかかる著作権について、より注意を払う運営に変えた人が多くなりました。
今回は、オウンドメディア制作時に留意すべき著作権上のポイントとその理由について紹介します。

1.必見!オウンドメディア制作者が知っておくべき著作権とは

著作権とは、著作物を作成した著作者に、与えられる権利の総称です。著作権法での著作物は、言語、音楽、映像、写真、舞踏、建築、プログラムなど「思想又は感情を創作的に表現した」ものと定義されています。
つまり、誰かの意思で創作された大半のものは著作物として作成者を守る権利が認められており、無断で複製したり転載したりすると著作権法違反となります。
以上のような著作権を守ってコンテンツを作成することは、ユーザーから信頼され、より支持されるメディアを目指すうえで非常に重要です。
著作権の侵害が発覚した場合、民事上の請求や刑事罰の対象となります。Googleガイドライン違反に該当しペナルティの対象となった場合は、検索結果から削除されるなどSEO対策にも影響が出てきます。また、SNS上で「模倣」であるような悪評につながり、レピュテーションリスクとなる場合もあります。
オウンドメディアを制作・運営する際には、こうしたリスク管理で自らを守るとともに、正しい倫理観で情報発信することが重要です。常にユーザーを喜ばせたいという姿勢で、魅力的なオリジナルコンテンツをつくりつづけていくことが求められています。

2.著作権を守ることで、よりアクセスされるメディアになる!

多くのオウンドメディアは、文章や画像、動画がコンテンツの中心になるため、著作物の取り扱いに注意が必要です。ほかの情報源を参考にしたり、他者が作成した画像や動画を利用したりする際は以下のポイントを守ることが重要です。

①引用に関するルールを守る
著作権法では、元コンテンツをそのまま自分のコンテンツの中心とする「転載」を禁止しています。一方で、自分のコンテンツを補足するための「引用」は以下のようなルールを守れば可能となります。
・引用箇所がわかるように明記する
・引用元のサイトポリシーや利用規約の内容に従う
・引用先のコンテンツを補完する目的で、引用すべき明確な理由がある場合に限る
・引用元の情報を明記し、リンクをはる
・画像の引用許可がある場合を除き、写真やイラストは引用しない
・元情報の改変や要約をしない

②リライトで終始しないよう注意する
引用を明記せずに内容を書き換える「リライト」に関しては、単語や言い回しを変えていても、構成や主旨が元ソースと同様と認められた場合は、著作権侵害となります。

③画像は権利処理されたものを使用する
画像を使用する際は、ストックフォトサービスなど、あらかじめ利用許諾されたものを使用することが必要です。
以上のように、著作権を守ることは義務であると同時に、オリジナルで魅力的なコンテンツを制作するうえで必要不可欠といえるのでなないでしょうか。

S-Collection株式会社では、これからも広く情報発信を行う立場として、正しい情報を正しい方法でお客さまに提供するよう努めてまいります。