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「バンパー広告」の有効性! 6秒でユーザーの気持ちをつかむ新たなYouTube広告にせまる!①

視聴者にも広告主にもメリット!スキップできない6秒広告の魅力を公開

YouTubeで動画を視聴していると、動画の前後や途中に広告が流れることがあります。途中でスキップできるものや、最後までみないと動画本編を視聴できないものまで、さまざまな種類の広告が存在します。
最近では、最長6秒間のスキップできない「バンパー広告」が新しい広告スタイルとして注目を集めています。

今回は、バンパー広告の特徴とほかのYouTube広告との違いについて紹介します。

 

1.バンパー広告の特徴とは!?

バンパー広告は、モバイル端末などのユーザーが動画を視聴する際にあらわれる、最長6秒間のスキップが不可能な動画広告のことです。バンパー広告はGoogleが2016年5月末から導入した比較的新しい広告形式ですが、たった6秒の間に広告の印象をあたえることから「広告の俳句」とも呼ばれ、YouTube動画広告の主流になりつつあります。

このバンパー広告がもつ、魅力的な3つの特徴について紹介します。

 

1.ブランディングに効果的

バンパー広告は、 ユーザーの記憶に残りやすく、ブランド認知度向上やキーワードの検索率を高める効果があります。
実際に、Googleが提供している「ブランド効果測定」のデータによると、バンパー広告の9割が関連ワードから動画広告を思い浮かべる「広告想起率」を高める効果があることを示しています。

 

2.リーチの拡大に長けている

動画広告が画面に表示された回数を「インプレッション」といいます。バンパー広告はインプレッション数により課金されることもあり、より多くのインプレッションを獲得するように配信されます。そのため、広告をみたことがあるユーザーの割合(リーチ)を拡大することに長けています。

 

3.モバイルに最適化されている

バンパー広告は、最優先でモバイル端末に配信されます。
YouTubeを視聴する方の半数がモバイル端末で視聴しており、国内でのYouTube視聴時間の7割がモバイル端末によるものというデータがあります。
小さな画面で、短時間で動画を視聴する傾向にあるモバイルユーザーには、従来の動画広告よりも短いバンパー広告がより有効となります。

 

2.スキップできないがストレスはない!絶妙な長さ

従来、YouTubeで流れる広告はTrueViewインストリーム広告が主流でした。TrueViewインストリーム広告には5秒後からスキップできる広告(スキッパブル広告)と15秒~30秒の強制再生が必要な広告(ノンスキッパブル広告)の2種類があります。

スキッパブル広告は、画面内のスキップボタンに注目が集まり、広告内容が印象に残りにくいという問題がありました。
一方、ノンスキッパブル広告は、見たい動画を再生できるまでの数十秒間が視聴者にストレスを与え、印象が悪くなったり、動画の離脱率が増えたりしていました。

6秒というユーザーに負担を感じさせない時間で最大限の印象を残すよう設計されたバンパー広告は、ユーザーと広告主の双方にとってメリットがある広告手段といえます。

 

従来の動画広告にない特徴をもつバンパー広告は、右肩上がりで成長をつづける動画広告市場のなかで、新たなフォーマットになるでしょう。
次回は、各企業がパンパー広告を実際にどのように活用しているかを紹介します。