S-Collection株式会社 メディアについて

S-Collection株式会社のWEBメディアを中心としたメディア事業

小売業界にみるネットとリアルの融合ーますます便利な世の中に!

時代の変化に合わせた新たなしくみづくり!小売業界の挑戦

ここ数年、小売業界だけをみてもその状況は大きく変化しています。
消費者の買い物スタイルが「お店に行って買う」から「いつでもどこでもインターネットで済ませよう」に変わってきました。

これにともない、実店舗の売上は減少傾向にあるため、実店舗をもつ企業は「ネットとリアルの融合」へ注力しています。

今回は、小売業界がネットとリアルをどのように融合させているか、いくつか事例を紹介します。


品川駅にある「ネットでエキナカ

東日本旅客鉄道株式会社は期間限定で品川駅に「sakana bacca」という鮮魚の小売店を出店しました。
この店舗は、これまで困難だった鮮魚のインターネット販売を、ネットとリアルを融合することによって可能としたビジネスモデルです。

スーパーには並ばない珍しい魚種や旬の魚をサイト「ネットでエキナカ」で購入ができ、エキナカ商業施設「エキュート品川」で受け取りができます。
特にオフィスワーカーにとって「通勤途中や帰宅時に受け取りができて便利」と話題になっています。


VRショップ!新しい店舗の形にセブン&アイが挑戦

株式会社セブン&アイ・ホールディングスは2月14日のバレンタインへ向けて、グループの通販サイト「オムニ7」で仮想現実(VR)の技術を使った特設サイトをオープンしました。
ここでは、実店舗で商品を眺めながら買い物をしているような体験ができます。

このサイトの特徴は、株式会社エスキュービズムVR技術を用いればゴーグルや専用機器を使用せず、スマートフォンやパソコンさえあれば利用できることです。

サイトのなかでは、売り場に見立ててさまざまな商品が並んでおり、気になった商品をクリックすると詳細情報が表示されます。
欲しいと思った商品はその場で購入でき、商品は全国に約2万店あるセブン-イレブンで受け取ることができます。

株式会社セブン&アイ・ホールディングスでは、今後の戦略としてオーダーメイド商品の製造を検討しています。

それにより、たとえば缶コーヒーの糖質10%から50%までを選んで購入できます。
通販サイト「オムニ7」でユーザーのトレンドがリサーチできれば、その人気商品をリアル店舗でも販売するという流れです。


Uberが小売品や個人の荷物を配送するサービスも開始

町中で見ない日はないというぐらい普及したUber Eatsの配達員たち、彼らが今後はお弁当を運ぶだけとは限らなくなってきました。

Uberは2020年4月20日Uber Directと Uber Connectというサービスを導入しました。
Uber Direct」とは「小売品の配送」をおこなうことができ、アメリカでは医療業と提携して市販薬をニューヨーク市民に届け、ポルトガルでは郵便業と提携して郵便小包を配達し、オーストラリアでは獣医サービス業と提携してペット用品を届けています。

Uber Connect」では「個人同士で荷物を配送」することができ、アメリカ、メキシコ、オーストラリアの25都市で提供が始まっています。
日本での実施はまだ先ですが、今後の変化に期待が高まります。

S-Collection株式会社も時代の変化によって目まぐるしく変わるニーズに答えるべく、提供できるサービスの幅を広げ続けていきます。


※2020年7月9日、内容を更新いたしました。