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急成長!?なぜ広がるQRコード決済の謎!

PayPayやLINE Payにはどんなシステムがつかわれているの?

PayPayの100億円還元キャンペーンや、LINE Payの20%還元キャンペーンという広告を見たという方も多いのではないでしょうか。

今、PayPayやLINE PayをはじめとするQRコード決済が徐々に普及してきています。

今回はQRコード決済はどういうものか、店舗側、利用者側にどんなメリットがあるかを紹介します。

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1.QRコード決済とは?

QRコード決済を使うときには、スマートフォンなどの端末にPayPayなどのアプリをインストールし、クレジットカードと連携設定をします。
そして、特定の店舗の支払い時にそのアプリを開きQRコードを読み取ってもらうだけで決済されるシステムです。

2.QRコード決済のメリットは?

QRコード決済を導入する店舗側の大きなメリットとして、まず新しく専用の端末を購入、またはレンタルする必要がないということが挙げられます。
最近では、iPhoneなどの端末を利用している店舗も少なくありません。
QRコード決済は、カメラ付き端末があれば手軽に導入することができます。

また、利用者にとっても自分の持っている端末にアプリを入れ、クレジットカードと連携設定をするだけで簡単に使い始められるため、手ぶらで買い物をすることができるようになります。

3.QRコード決済のこれからの課題は?

このように店舗側にも利用者側にもさまざまなメリットがあるQRコード決済ですが、課題もあります。

課題としては、QRコード決済のスピードは利用者に依存してしまうことです。
現金やSuica決済など今までの慣れた決済方法とは異なり、QRコード決済の場合は利用者がアプリの提示に手間取ったり、端末の通信状態やシステム障害などのアクシデントにより何十秒もかかる可能性や支払いができないこともあるかもしれません。

また、QRコード決済が利用可能な加盟店が少ないことも課題のひとつです。
そのため買い物に出かけるときは、まだ現金やカードを持ち歩く必要があります。

4.まとめ

メリットもありますが、まだ課題も残るQRコード決済ですが、最近ではアプリ提供会社の増加やそうした会社のキャンペーンにともない、加盟店が増加しています。最近では、コンビニエンスストアやドラックストアでも利用できる店舗が増え、支払方法としてより一般的となってきました。

支払方法として一般的になるにつれて、利用者はますます操作に慣れていくだけでなく、通信インフラの整備も進んでいくことが予想されるため、上記で挙げた課題も近い将来には解決されるでしょう。

現金を持たずとももどこにでも出かけられる時代はすぐそこまで来ています。

人工知能は小説家の夢をみるか?

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人間だけじゃない!AIがクリエイティブな業界に進出する時代へ!

昨今、人工知能(AI)がチェス、将棋の世界で人間に勝利したというニュースは記憶に新しいと思います。
また、AIが人間の職を奪うと予想されるなど、なにかと話題に上がることが多くなりました。
そんなAIが、ついにクリエイティブな業界にも進出を果たしました。
AIが小説を書き、さらにその作品が星新一というショートショートのSF作家の賞の一次選考を通過したといいます。

AIが書く小説はおもしろいのでしょうか。
小説の分野でも人間を圧倒していくのでしょうか。
今回はSF作家の視点を踏まえながら紹介します。

1. AIが小説を作成するまでの流れとは?

AIはどのように小説を書いているのでしょうか。

はじめて取り組まれたときは、すでに存在する文章の一部を変えて、新しい文章をつくるという方法でした。
しかし、この方法はコピペと大差がなく、味気ない文章になってしまうという問題がありました。
それを改善するために、文章の構造と合うような言葉を選択して小説を生成する方法へ変更しました。
具体的には、人間が物語の大筋を書き上げ、そのストーリーのあらすじに沿う言葉を用意します。
それを組み合わせることで自動小説生成が行われます。

プロットには、人狼ゲームをAIがプレイした結果のゲームログが使用されました。
それをもとに人間が小説の作成に必要な文章を追加し、AIがプロットに合わせて組み合わせることで小説が完成します。
上記の方法により、人間が書く小説に近い文章を作成することが可能となり、2016年の星新一賞の一次選考を通過するに至りました。

2. SF作家が語る、AI小説の欠点について

AI小説の一番の課題は、AIが必要とする試行回数を稼げないことです。

SF作家の藤井太洋氏は「AIは非常に優秀な統計マシーンでしかありません。囲碁や将棋など何度も試行が可能な分野では人間に勝ります。しかし、小説で有意な試行回数を稼ぐことはむずかしいでしょう」と話します。
その理由は、「小説のおもしろさが外部に現れるのは市場だからです」とのことです。

つまり、売れる文章、売れるキャッチコピーを事前にデータ化し、それらをAIに繰り返し試行させる必要があるということになります。
星新一賞の一次選考を通過したのも、星新一の小説データをAIに記憶させ、何度も試行させたことが理由として挙げられます。

AI小説には、まだまだ課題が山積みです。
しかし、課題があるということは、それらを改善することでよりよい作品がうまれることを意味します。
今後もさらなる発展が予想されるAI小説に注目です。

情報収集からイーコマースへ!広がるキュレーションサイトの可能性

キュレーションサイトの活用方法が変わる!キュレーションサイトはマーケティングツールとして有能!

以前、「情報収集には欠かせない!キュレーションサイト活用法の概要」にて、キュレーションサイトの利点などを紹介しました。

インターネット上にある膨大な情報は、一定の価値観や見方によって整理、再構築されたコンテンツとなっていることに価値があります。
さらに最近では、このキュレーションサイトの新たな活用法が注目されています。
これは、情報収集のツールだけでなく、マーケティングに活用しようという目論見です。

今回は、キュレーションサイトをマーケティングツールにするとはどういったことか、どのようなメリットがあるかについて、実例をもとに紹介します。


1.キュレーションサイトがなぜマーケティングにつながるのか

キュレーションサイトには、短時間でより有益な情報を収集できるという利点があります。
ユーザーにこの便利さが広く認知されてきており、また検索エンジンにおいても、まとめサイトは価値がある情報と認識されやすいです。
そのため、キュレーションサイトが検索結果の上位に表示されることが多くなっています。

このような特性を、イーコマース(EC)へ活用する流れが活発化しています。
ユーザーへの情報提供から一歩進んで、ECサイトでの購買行動にまでつなげる、つまりマーケティングに役立てるということです。

具体的には、まず、キュレーションサイトから既存のECサイトへ導線をつくる、またはキュレーションの要素を取り入れたECサイトを新たに構築します。
そのことにより、ECサイトの新規顧客やリピーターの確保、および売上アップを試みる事例が増えてきています。

従来のECサイトでは、たくさんの商品が同様に並列されていて、ユーザーがほしいもの自分で探すという形態が主でした。
そこへ、キュレーションを取り入れることよって「このサイトに来ればこんな商品に出会える」といったように、ECサイト自体をブランディングできるのです。

そのため、ユーザー自身でもEC事業者でもない、第三者のいわゆる「目利き力」が売りとなり、商品を選定する基準(テイスト、世界観、品質、人気度など)で差別化できます。
これこそ、キュレーションをECサイトマーケティングへ活用する場合の大きなメリットです。


2.キュレーションサイトとECサイトを組み合わせた、さまざまな事例が登場!

前述した、キュレーションサイトから既存のECサイトへ導線をつなげた成功例としては、ファッション通販のZOZO TOWNと連携した「WEAR(ウェア)」があります。

WEARは、著名人や一般ユーザーがファッションコーディネートを投稿するアプリです。
投稿を見て気に入った商品を、ZOZO TOWNやブランドのオフィシャルECサイトで購入できるよう連携したことで、ECサイトの売上アップにつながりました。
WEAR運営開始から約2年の2015年10月時点で、WEAR経由でのECサイト月間売上が10億円を突破する実績となりました。

一方で、キュレーションを活用して構築されたECサイトは「キュレーション型ECサイト」などと呼ばれています。
その有名な成功事例として「北欧、暮らしの道具店」が挙げられます。

特徴は、ひとつのアイテムに関する商品説明が丁寧で、写真、文章ともに充実していることです。商品の使用感や使い方の工夫が書かれていたり、外部のライターによる暮らしに役立つ「読みもの」も別途掲載されていたりと、付加価値となる情報がユーザーの心を掴んでいます。
はじめは購入意志がなくても、定期的にサイトを閲覧しにくる人を増やすことで、潜在顧客の確保に成功しています。

このように、キュレーションサイトを活用することで、ECサイトマーケティングは進化し続けています。

今後も、S-Collection株式会社は、企業様にとって欠かせないマーケティングやPRに関する有益な情報提供を行ってまいります。

SNSを用いてファンを育成!アンバサダーマーケティングのメリットとは

熱心なファンづくりと、ファンによる「口コミ」を生み出すマーケティング手法

これまで、企業が商品やサービスの広告やPRに用いる媒体は、テレビや雑誌などのマスメディアが主流でしたが、近年ではSNSなどのソーシャルメディアを活用する流れへと大きく変化しています。
なかでも最近大きな注目を集めている手法は、アンバサダーマーケティングという、自社商品の熱心なファンによる「口コミ」を通じて新たなファンを獲得していくマーケティング手法です。

今回は、アンバサダーマーケティングにどのようなメリットがあるかを、インフルエンサーマーケティングとの違い、企業による実際の活用事例とともに紹介します。

 

1.インフルエンサーとアンバサダーの明確な違い

アンバサダーマーケティングは、インフルエンサーマーケティングと形態が似ているといわれています。
インフルエンサーマーケティングについては、以前「近年急増中!インフルエンサーに「広告」を任せる企業のメリット大公開」にて、特徴やメリットを紹介しました。
両者は、SNSを通じて特定の商品やサービスをおすすめするという点は同じですが、「どのような人が」「どのような目的で」行うかが明確に異なります。

まず「インフルエンサー」は、SNSやブログのフォロワー数やエンゲージメント率といった、具体的な影響力をもつ人を指します。
影響力がある人に発信してもらうことで、商品やサービスの認知度を効果的にアップさせる仕組みが、インフルエンサーマーケティングです。

一方で、「アンバサダー」とは総じて、会社や製品に対して強い愛着や熱意があり、知人に口コミなどの情報発信を主体的に行ってくれるような顧客(ファン)を指します。
コアなファンがもつ、周りの人にも知ってもらいたい、いいところを教えてあげたい、といった心理からくる「口コミ」活動を、キャンペーンなどによって企業が促していくことが、アンバサダーマーケティングの基本的な仕組みです。
どれだけの影響力があるかはあまり論点とならず、熱意があるファンは誰でもアンバサダーになれる可能性があります。

インフルエンサーマーケティングも、アンバサダーマーケティングも、SNSを活用する点で、マスメディアを用いた場合よりも、高い反応率が見込める相手に対して発信できるという前提があります。

そのなかで、インフルエンサーマーケティングでは拡散力(どれだけの人に認知されたか)が重視され、アンバサダーマーケティングでは顧客との関係づくり(どれだけの人が新たなファンになったか)が重視されます。

熱量のあるファンが、より口コミをしたくなるような環境をつくり、ファンのはたらきかけによって新たなファンを生み出せることが、アンバサダーマーケティングの大きな魅力です。


2.さまざまな企業で活用されるアンバサダーマーケティング

アンバサダーマーケティングは、実際に多くの有名企業でも採用されています。
まずは熱量の高いファンを確保する目的で、ファン同士の交流やSNSを通じた定期的な発信を促す事例もあれば、ファンがファンを生み出すところに注力した事例もあります。

ネスレが実施する「ネスカフェアンバサダー」は、他社に先駆けて成功をおさめたといわれていますが、その一因は、アンバサダーがアンバサダーを紹介する制度が機能したことです。

まず、ネスカフェアンバサダーに登録すると、コーヒーの定期購入を前提にコーヒーマシンを無料で使用することができます。
職場などにコーヒーマシンが置かれ、ネスカフェのコーヒーを飲む人が増えることで、商品やブランドを認知してファンになるきっかけがつくられます。
さらに、紹介した人とされた人の双方に特典がある「アンバサダー紹介制度」を設けたことで、SNSなどを通じて、知人にアンバサダー制度を紹介していく「口コミ」が広がりました。
公式サイトによると、ネスカフェアンバサダーへの申し込み件数は40万件を突破しています。

現代は、以前から行われてきた「口コミ」を、SNSを活用することによって、効果的かつ即時的に、また広範囲にわたって行うことができるようになりました。
そんななか、「口コミ」を行うファンにも、情報を受け取る潜在的なファンにも、そして商材を提供する企業側にもメリットがあるようにと考えられた仕組みが、アンバサダーマーケティングであるといえます。

これまでの成功事例をもとに、今後もアンバサダーマーケティングはより多くの企業で起用され、さまざまな工夫を凝らした事例が生み出されていくでしょう。

S-Collection株式会社では、今後も時代の流れにそった最新のマーケティング、PR戦略に関する情報を提供することで、企業様のお役に立ってまいります。

情報収集の主流は、SNS検索!インフルエンサーがキュレーションする情報が求められる時代へ

情報の「即時性」と「だれが発信しているか」に価値がおかれる

以前「情報収集には欠かせない!キュレーションサイト活用法の概要」にて、キュレーションサイトの利便性などについて紹介しました。
NEVERまとめ、Gunosysmartnewsなどに代表されるキュレーションメディアは、価値ある情報が集約されているメディア自体の魅力や知名度を売りにユーザーを集め発展してきました。

一方で、一定の知識をもつ専門家やSNSで信用力のあるインフルエンサーが、インターネット上でなにかを発信する行為そのものも、情報のキュレーションであると捉えられています。

今回は、こうしたインフルエンサーによるキュレーションが、ユーザーに求められている理由や、どのような価値があるかについて紹介します。


1.情報収集の主流は、検索エンジンからSNSへと変化!

インターネットでの情報収集は、これまではYahooやGoogleといった検索エンジンで検索することが主流でした。
そこへ、インターネット上にあふれる膨大な情報を第三者がまとめたキュレーションサイトが登場し、一気に認知度を高めました。

キュレーションサイトは、有益な情報として検索エンジンでの検索結果上位へ表示されやすいことも一助となり、多くのユーザーの目にとまって利用されてきました。

しかし最近では、特に若年層を中心として、検索エンジンを利用せずにSNS上で情報収集する人が増えています。
TwitterInstagramハッシュタグで都度検索をしたり、特定のアカウントを検索してフォローしたりするほうが、自分のほしい情報がピンポイントかつリアルタイムで得られると体感している人も多いようです。
電通総研メディアイノベーション研究部、2017年の調査によると、10代の女性に限っては「ファッションのトレンド」と「芸能人、著名人の情報」を検索する際、検索サイトよりもSNS検索を利用する割合が優位になるという結果がでています。

キュレーションサイトの大きなメリットは、ほしい情報がキュレーターによって整理、集約されていることですが、SNSはそもそも発信者個人のフィルターによって取捨選択された情報が投稿されるため、キュレーションの役割を果たしているといえます。


2.インフルエンサーによるキュレーションの価値とは

SNSでの情報発信者が専門分野に長けていたり、フォロワーからの信頼を集めていたりする人であればあるほど、情報の信頼性も高くなります。
外から仕入れてきた情報や自分の見識、知識などをSNSで発信して一定のフォロワーを集めている個人は「インフルエンサー」であり、「キュレーター」でもあるといえます。

こうした意味で、インフルエンサーSNS上で発信する投稿は、キュレーションされた情報として、興味関心のあるユーザーにとって非常に高い価値があります。
時事ネタやニュースであれば信頼できる専門家や権威が発信するTwitterFacebookの投稿をチェックできます。
また、ファッションや美容、食、趣味に関する情報であれば、好みのInstagramerやyoutuberなどをフォローして、本当に必要な情報をリアルタイムで収集することも可能です。

このような、インフルエンサーによるキュレーションを活用した情報収集の手段は、今後もますます多くのユーザーへ浸透していくでしょう。

S-Collection株式会社はメディア企業として、今後も企業様にとって有益な情報を提供し続けていきます。

インターネット広告とマス広告!正しい知識を身につけて効果的なアピールを!

広告の有効活用、最大限に活用するために!

これまでは広告といえばテレビCMや新聞、電車の中吊りなどを指すことが一般的でした。
最近では、インターネットの普及にともない、広告はマス広告とインターネット広告に大別されるほどに、大きく変化しています。

どんな場面で広告を使うと効果的なのか、各媒体のメリットや特徴を正しく理解し、最適な媒体を選択することで、広告効果を最大化することが重要です。

今回は、マス広告とインターネット広告の違いと、効果的な広告の活用方法について紹介します。


1.マス広告とインターネット広告はなにが違うの?

マス広告とは、テレビCM、新聞、および中吊り広告などのことです。
芸能人を起用したCMや看板など、人の目によく留まる媒体を利用しています。
そのため、多くの消費者に広く新製品を認知してもらい、ブランドイメージや好感を形成することに優れています。
マス広告は社会信頼度が高いため、消費者の信頼を得やすいというメリットがあります。

それに対してインターネット広告は、広告掲載数やクリック数などの数値データを把握できます。
つまり、いつごろ、どのくらい、どれだけの反応があったのかをきわめて短時間に把握できるというメリットがあります。
そのため、消費者の反応に応じて広告を掲載したり変更したりすることも可能です。

2.広告を選択するときの基準は?

広告は、目的と予算に応じて選択する必要があります。

マス広告は、広い層に対して一気に情報を拡散できるため、自社のブランディングにつながりやすいです。
その反面、多額の広告料がかかります。
たとえば、株式会社オリコムによると、JR山手線の中吊りポスターに1週間掲載する場合、最低でも430万円程度の広告料がかかるそうです。(2019年3月時点)
そのため、ブランドレレバンス確立やリレーション強化のような長期的な投資対効果を狙った戦略に利用されることが多いです。

インターネット広告は、リアルタイムで消費者の行動を把握し、低予算で広告運営をしたい場合におすすめです。
企業ならば広告配信のターゲットを絞り、いろいろな方向からアプローチが可能です。
具体的には、アフィリエイト、リスティング、またはソーシャルメディアなど、一口でインターネット広告といっても、さまざまな種類があります。
費用対効果があり、広告内容の認知拡大や、製品のトライアルなど短期的な効果を狙った戦略に利用されることが多いです。

広告は、その目的を明確にしておくことが重要となります。
いちばん消費者に伝えたいことはなにかを明確にし、目的に応じて広告媒体を選択してくことが大切です。

著作権を正しく理解!音楽や動画の視聴時に留意すべきポイントとは!?

ユーザーの意識で変わる!違法ダウンロードをなくし、健全なインターネット利用を促進!

インターネットサービスが進化し、映像や音楽を手軽に視聴できる機会が増えています。その一方で、コンテンツが著作権に反して違法にアップロード、ダウンロードがされる問題も顕在化しています。
以前の記事「著作権を正しく理解!オウンドメディア制作の際に注意すべきことは!?」では、メディア制作側が意識すべき著作権のポイントを紹介しました。
今回は、インターネット上で動画や音楽を視聴するユーザーが留意すべき著作権上のポイントを紹介します。

1.違法ダウンロードの対象と現状とは!?

違法ダウンロードとは、違法アップロードされた映像や音声ファイルを、違法アップロードされたものであると知りながらダウンロードする行為を指します。平成24年10月に著作権法が改変され、違法ダウンロードが刑事罰の対象となりました。違法アップロードは、著作者の許可なく著作物をインターネット上に公開することですが、違法ダウンロードについてはもう少し対象がせまく、以下のように定義されています。

1:違法にアップロードされた音楽や映像の著作物を録音、録画する行為

     ※画像や、テキストの複製は対象外
     ※サイト上での視聴、再生のみは対象外

違法ダウンロードの刑事罰化は、主因である違法アップロードの撲滅が目的です。ただ、当事者が被害を申告した場合のみ罰せられる「親告罪」であることと、違法ダウンロードの証拠を押さえることが困難であることから、実際の逮捕例はまだ出ていません。しかし、インターネット上で音楽や動画配信サービスを利用する際には、なにが違法ダウンロードに該当するのかを正しく理解し、ルールを守って利用することが必要です。

2.違法なものを排除し、制作者と利用者の長期的な利益を確保する!

違法ダウンロードによるトラブルを避けるため、ユーザーとしては以下のことに留意が必要です。

1:音楽や映像は正規のサイトからダウンロード

エルマークの表示がついたサイトは、レコード会社や映像製作会社との契約で正式に配信されているため、安心してコンテンツをダウンロードできます。またエルマークの表示がない正規サイトもありますが、こうした正規サイトの利用を習慣化することが大切です。

2:違法アップロードされたものを避ける

Youtubeニコニコ動画のような動画サイトには、テレビ番組、アニメ、映画などが違法アップロードされたものが少なからず存在します。なかには、著作者から許諾を取っているケースもありますが、視聴者が合法か違法かを正確に判断することはむずかしいです。
そのため、動画サイトから動画や音声ファイルのダウンロードはしないことが安全です。

このように、違法ダウンロードで処罰されないよう注意することはもちろんですが、違法アップロードされたものは利用しない姿勢をユーザーが当然とすることで、違法アップロードの減少につながります。違法アップロードが撲滅されれば、コンテンツ制作者の正当な利益が守られ、次の制作活動の資金につながり、よりよいものが生み出される好循環が保たれるはずです。
著作権を正しく理解し行動することは、長期的にみて、制作者と利用者双方にメリットをもたらします。

S-Collection株式会社でも、お客さまにとって価値のある情報やサービスをつねに提供しつづけるよう努力をしてまいります。